オーディオ

オーディオを買いました。レコードのオーディオ・システムは音場型で組んでます

思い返してみれば。オーディオに興味を持ったのは、昨年2020年10月にAKGのヘッドホン「K712 Pro-Y3」を買った頃からだったように思います。

それ以前は普通の人と同じように、SONY、YAMAHA、BOSE、JBLなど一般的に知られたメーカーくらいしか知らず、PC→ヘッドホン直差し勢でした。そもそもヘッドホンを買おうとなったきっかけは、友達から誕生日プレゼントで数年前に貰ったヘッドホンが壊れたからで、AKGのK712を選んだのは知人のオーディオマニアからおすすめされたからです。

初めて3万円代のヘッドホンを買ったのですが、それまでと明らかに音の聴こえ方が違っていて感動したことをよく覚えています。思い返せば。その時からオーディオ沼にじわじわとハマっていたのです。

本来ならきっとまだオーディオ沼にハマることはなかったのですが、もう一つきっかけがありまして。2020年からぼんやりと「レコードを集めたい」と思ってまして。これは2021年の後半にでも始めようかな~と考えていたのですが…。

こちらのツイートを見たことがきっかけとなり、一気に興味が傾き。衝動的に、まずはレコード沼にハマりに行った次第です。「鉄は熱いうちに打て」とあるように、目の前に提示された知見を逃すのはもったいないですよね。…よね?

そこからは早いもので、数日のうちにレコードをネットで漁り、レコードプレイヤーをAmazonで注文し、プレイヤーが到着する前日にディスクユニオンへ行っていくつかのレコードを買い。

そこで気付くわけです。「おれ、スピーカー持ってないや…」と。知らず知らずのうちに僕は、オーディオ沼の入り口に立っていたというワケなのです。レコードを買っただけなのに。

というわけで今回は、たった2週間のうちにオーディオシステムを2つ(レコード用とPC用)組んでしまった"オーディオ新入生"によるオーディオ構成(レコード用)を紹介しようと思います。

レコードのオーディオは音場型

2021年2月19日時点、現状レコード用のオーディオは『62,706円』かかっています。どちらかというと、ピュア・オーディオならぬ「プア・オーディオ」の部類に入るかと思います。最終的には15万円程度の構成にしようと考えているので、ピュア・オーディオの入門(エントリー)モデル程度の価格帯になるのではないかなと。というわけで現状の紹介を。

レコードプレイヤー

レコードプレイヤーはaudio-technicaオーディオテクニカの『AT-LP60X』。Amazonで2021年2月19日現在10,200円で買える安物です。

これを選んだ理由は2つあり、「まずは最低限を揃えて音が鳴れば良いや」という考えだったのと、スタートボタンを押すだけで自動的に針が動いてくれる簡単設計な商品だった、というのが購入の決め手です。

購入後に改めて探してみて「こんなカッコ良いデザインのプレイヤーもあったのか~」とか色々思う点はありますが、実際のところ"レコード始めたての人"としてはこれで十分なんじゃないかと思います。問題なく動きますし、操作性も分かりやすいですし。何より値段の割に見た目が良い。

プリメインアンプ(PMA)

続いてプリメインアンプ(以下PMA)。PMAとはプリアンプとメインアンプという2つのアンプの役割を持つアンプを指します。プリアンプは音域バランスの調整、メインアンプは音量調整をするための機材で、PMAはその名の通りその両方を一台でこなす役割を持つ機材です。レコードとスピーカーを繋ぐためには必須アイテムですね。また、スピーカーによってはこいつが電源の役割も果たします。

PMAはFX AUDIO-の『FX-502J Pro』にしました。FX AUDIO-は国産のオーディオメーカーで、コンセプトの一つに「出来る限り低価格で高品質の製品を皆様に提供すること」があります。

予算を抑えたかったのでこれにしましたが、個人的にはかなり満足しています。Amazonだと2021年2月19日現在6,990円ですね。他の理由として、PMAが音にどれくらいの影響を及ぼすのか分からないので、まずは安いのを買ってみて後日高いのと聴き比べをする、というのがあります。やっぱり比較対象がないと分からないですからね。

入門編として手が出しやすく、結果満足もしています。しばらくこれを使う予定ですが、中身のオペアンプを入れ替えて音の違いを比べてみたい、というのが目下の目標ですね。

スピーカー

「出口(スピーカー)に金をかけろ」と知人オーディオマニアから叩き込まれたため、これにだけはお金をかけました。ヤフオク中古、送料込みで35,070円の『BOSE 301MMII』。レコード用のスピーカーはこれです。

(そういえば、今はスピーカーが180度逆になっています。そうしたらウーファーが下、ツイーターが上になって音の感じが良くなりました。)

ブックシェルフ型ですが幅433x高さ268x奥行236mm(横置き)で重量は1つ6.5㎏とそれなりのサイズ感。8インチ(20センチ)のウーファー1口とツイーターが2口→3Wayスピーカーとなっていて、お値段以上の性能を誇っています。

中古のため値段はピンきりですが、現状の大体の相場としては25,000~35,000円程度のようですね。僕のは状態がかなり良かったため料金としては高めですが、自ら修理できないような人間なので、この結果には大満足です。商品は1987年頃のもので、当時の定価価格は99,600円でした。スナックやカラオケなんかで見かけるスピーカーってイメージがある通り、ヤフオクでもヤニ汚れだろうなっていう汚れた見た目の商品が結構出回ってますが、僕が買ったのは見た目も綺麗で匂いもない完璧な状態のものだったので、本当に運が良かったのかなと。

音場型のスピーカーなので、音楽を流すとその場で演奏されているような、音に包み込まれているかのような感覚になって最高です。低音も"響く"だけの安っぽいものでなく、豊かさを感じるまろやかさがあり、"ちゃんとそれなりの値段のスピーカー"だという性能を実感できます。

というか、これまで~2万円以内の小さいスピーカーしか使ったことなかったので、これだけの構成でめちゃくちゃ音が良くなってビビりました。情報量の多いレコードっていうのも良いんでしょうね。これを始まりとして、育てて(買い替えて)いくのが楽しみです。

その他細々したもの

スピーカーケーブル

PMAとスピーカーを繋ぐためのケーブルです。"剥く"作業が必要で、ニッパーがあると捗ります。僕は「はさみで大丈夫やろ」と思ってはさみで剥いたのですが、ニッパーを買えば良かったなと後悔しました(手間的に)。

良いものを使えばそれだけ良い音が鳴るかと思いますが、基本的に銅は銅なので一旦はこれで良いかと思います。商品の価値より大切なのは「LとRで長さを均一に合わせること」なので、切断の際は2.5m幅でしっかりと揃えましょう。

PMA用電源アダプター

PMAはACアダプターが別売りなので、購入の際は一緒に頼むと良いでしょう。僕が買ったのは『ATS065-P120』という製品で、秋月商店という店舗(ネットもあり)に売ってます。プラグサイズ変換プラグも一緒に買いましょう。僕は「DC-9223」を買いました。

これは完全に"受け売り"ですが、ボルト(V)は音量、アンペア(A)はスピード感やレスポンスの早さに関係するそうで、個人宅だとアンペア高めの電源アダプターを選ぶ方が良いとのことです。ひとまずは12V / 5Aもあれば十分です。

    それに加え、ノイズ除去としてFX-AUDIO-の『 [ACCESSORY SERIES 005] Petit Susie』も購入しました。これを付けてみたところ、音がほんの少しまろやかになったように聴こえました。

    プラセボ効果的な面も大きいかもしれませんが、こういう商品を嗜んでこそのオーディオ沼といいますか。中にはこれを2本連結して付ける人もいるらしいですし…(入門編としては趣味の領域ですね)。

    インシュレーター2種類

    振動と音質両方を欲した結果、インシュレーターは振動吸収のもの(VFE4005H)と音がシュっとなると言われるスパイク型のものの2種を購入しました。デスク直置きでない分、低音の揺れの心配もなく、あるのとないのとでは音のメリハリが若干違うのが確認できたため、2つ買って良かったかな、と思っています。

    スピーカーのサイズが『幅268x高さ433x奥行236mm(縦置き)』で一つ当たり6.5㎏とそれなりの重量があることもインシュレーターを2つ使った理由にあるので、5㎏以下ならどちらか一つあれば十分かな、とも思います。音を聴きながら調整するのが一番ですね。

    おわりに

    現状満足しているので、ここから~1年かけてゆっくり揃えていこうと思います。まずはPMA内のオペアンプ交換からしたいですね。それが終わって音に慣れてきたらPMAそのものを交換して、ゆくゆくはレコードプレイヤーを自分好みの見た目のものにして…。そうなるとスピーカーも10万円以上のものを狙っていきたい……。人はこうして沼にハマっていくのです………(働こ)。