ルーシー・ローズについて。3rd以降のベースとのハーモニーにおれは完全に虜

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ルーシー・ローズについて。3rd以降のベースとのハーモニーにおれは完全に虜

「個人的好きなアーティストNo.1」なアーティスト、ルーシー・ローズ(Lucy Rose)。

自分は新譜やライブ映像などが出るたびにTwitterで呟いてきたのですが、一度まとまった情報としてブログに残しておくと良いかもしれないな、と思い、ルーシーについて書くことにしました。

ボンベイ・バイシクル・クラブ(Bombay Bicycle Club)のフィーチャリング参加で頭角を現しだしたルーシーの軌跡を見ていきましょう。

ルーシー・ローズについての基本的な情報

ルーシー・ローズは1989年6月20日生まれの30歳(2019年時点)。同年代にはテイラー・スウィフト(Taylor Swift)、The 1975のマシュー・ヒーリー(Matthew Healy)、ゼッド(Zedd)、クリス・ブラウン(Chris Brown)などがいます。何となく「その辺の時代のアーティストか」って感じがしますね。

出身はイギリスのサリー州、キャンバリーとのこと。ロンドン近郊の州で、位置的には東京でいう神奈川的な場所です。めっちゃ都会人。

音楽のキャリアは、学校のオーケストラで始めたドラムから。そこからギターやピアノなどに触れていったそうです。1stアルバムの楽曲”Red Face”はドラム推しのPVになっていて、自らのルーツを前面に出そうという気持ちが感じ取れます。

高校卒業後はロンドンの大学へ行くためにロンドンへと移住。

ロンドンの音楽活動での一番の出会いは、どう考えてもボンベイ・バイシクル・クラブのジャック・ステッドマン(Jack Steadman)でしょう。自分も彼らのバンドのフィーチャリング経由でルーシーの存在を知りましたし。

ボンベイ・バイシクル・クラブのPVにはちょいちょいルーシーが映っているので、両方のファンは絶対に観ましょう。Leave Itは最高。

レーベルとアルバムやジャンルについて

初期(1st~2ndまで)はソニー・ミュージック(Sony Music)の傘下にあるコロンビア・レコーズ(Columbia Records)で活動していましたが、3rd以降はインディーレーベルのコミュニオン(Communion Music)と契約しています。それと同時に、アートアンドクラフト(Arts & Crafts)とも契約しているようです。国によって契約するみたいな感じなんですかね、よく知らないのですが。

音楽ジャンルは、初期はポップなフォーク、3rd以降はオーガニックなジャズ混じりのフォークといった感じ。インディに入ってからガラッと音楽性が変わっているのは、シンプルに今の感じの音楽が本当にやりたかったことだからなんだと思っています。そして自分は現在の音楽性の方が好きです。

アニメ「蟲師 続章」の主題歌となった”Shiver”で知られる

YouTubeのチャンネル登録者数は10万人ほど、TwitterやInstagramなどのSNSフォロワーは5~6万人(全て2019年7月時点)。

ジュリアン・ベイカー(Julien Baker)やフィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)辺りと遜色のないフォロワー数のようなので、自分が思った以上に知られた存在なのだと思います。ポップシーンではなくインディシーンが主戦場ですしね。

アニメ「蟲師 続章」のオープニングテーマとなった”Shiver”が有名ですが、これは日本特有の現象というわけではないようで。南米辺りでは蟲師経由でルーシーを知った、という人が多いみたいです。この辺はYouTubeで「mushishi 2」と検索すれば分かるかと思います。

来日ライブでも「なんでアニメのOPに選ばれたのか知らないけど、エキサイティングなことよね」みたいなことを言っていた記憶があります。

影響を受けたアーティスト

インタビューでも答えていますが、ルーシー・ローズが影響を受けたアーティストは以下の方々が大きいようです。

  • ニール・ヤング
  • ジョニ・ミッチェル
  • キャロル・キング
  • トム・ウェイツ
  • ジョアン・アーマトレイディング
  • グリーン・デイ(ティーン時代にめちゃくちゃ聴いていた)

特にニール・ヤングは「マイヒーロー」と表現するほどのファンのようで。その他の好きなアーティストはSpotifyのルーシーのプレイリスト”Music For The Soul”が参考になるかと。

歌詞は生活(自身の身の回り)についてのことが多い…気がする

正直歌詞についてはあまり気にしないタイプの人間なのでよくは知らないのですが、全体的に生活(自身の身の回りの感情)について書かれているものが多いように感じます。

ゆったりとした音楽を聴くときは、電子機器から離れて目を閉じて横になって聴くことが多いため、歌詞に目を通す機会が少ないんですよね…。

歌詞については海外のサイトAZ Lyricsに豊富に掲載されてあるので、そちらを参照すると良いかもしれません。

ついでに、コードに関してはUltimate Guitar.comを見ましょう。他に詳しいサイトあったら教えてください。

ルーシー・ローズ及び関係者のSNS

この記事を読んでいる時点であなたもフォロワーです。名実ともにフォロワーになりましょう。

ウィリアム・モリス(William Morris)はルーシーの夫でありツアーマネージャーかつ写真家。インスタでもルーシーの写真が沢山掲載されています。
レイ・モリス(Rae Morris)はウィリアムの妹(多分)で、ルーシーとは義妹にあたります。

関係は良好。ちなみにレイ・モリスもボンベイ・バイシクル・クラブの4thアルバムにフィーチャリング参加してます。そちらもぜひ。

ルーシー・ローズのフィーチャリング参加

ボンベイ・バイシクル・クラブでのフィーチャリング参加が有名なルーシーですが、他にも参加しているアーティストがいます。

  • 2013 Ghostpoet – Dial Tones
  • 2013 Manic Street Preachers – This Sullen Welsh Heart
  • 2015 Logic – Innermission
  • 2016 Believe In Giants – We’ll Never Be Alone.
  • 2017 Lewis Watson – Slumber
  • 2017 Logic – Anziety
  • 2018 Logic – Thank You
  • 2018 Paul Weller – Books

時系列順にまとめるとこんな感じ。ロジック(Logic)とのフィーチャリングが多いようですが、シンプルに彼のファンだからっぽいです。面白い繋がりですよね。

2010年から聴いてるってことはミックステープからハマってるってことですよね。完全にヘッズ。

公式に出ているライブ映像

一人で出演しているのも良いですが、やっぱりベースのベン・ダニエルズ(Ben Daniels)が出ているものの方が”良さ”が爆発しているので、この中だとオフィシャルの最近出たライブ映像がおすすめです。

これまでにリリースされた4枚のアルバム(ライブとリミックスアルバムも)

Like I Used To

記念すべき1stアルバム”Like I Used To”は2012年9月にリリースされました。実家のウォリックシャー(Warwickshire)での録音で、プロデューサーはフローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence + the Machine)やエド・シーラン(Ed Sheeran)、ホールジー(Halsey)らも担当したチャーリー・ハゴール(Charlie Hugall)

契約したレーベルがソニー(Sony Music Entertainment)の子会社コロンビア・レコーズ(Columbia Records)だったためか、プロデューサーから豪華。

これが大手の宣伝力か、最近のPVと比べると数値の上では圧倒的な差が。PVの凝り具合も”大手感”あります。BikesのPVはいつ観ても好き。

1stは全体的に「洗練されたポップ・フォーク」って感じですかね。この頃から好きではありましたが、数多くのお気に入りアーティストの一人といった感じでした。

2013年にはソニーのエクスペリアZ1でのCMで起用され、プライマル・スクリームのMovin’ on Upをカバーしています。

Primal ScreamのアルバムScreamadelicaより、Movin’ on Up

これはそもそもの楽曲が最高なので最高でしかないのですが。個人的ハイライトは”Night Bus”。これを夜行バスに乗って聴くとめちゃくちゃ最高な気持ちになります(身体はバッキバキ)し、最近は夜行でなくてもバスにさえ乗っていれば聴いています。

Work It Out

2ndアルバムは2015年7月にリリースされました。今回はロンドンのスタジオで、プロデューサーはトム・オデル(Tom Odell)やビリー・マーティン(Billie Marten)らを担当したリッチ・クーパー(Rich Cooper)。ご丁寧にSpotifyにてプレイリストがあるので、リッチ・クーパーについてはそちらを参照で。

今作はアコースティック・ロックといった感じのアルバムになっていて、ルーシー・ローズ史上最も躍動感溢れるものになっています。これを「中途半端だなぁ」と思う日もあれば「これくらいのテンションが気持ち良いなぁ」と思う日もあるので、気分によって聴く優先順位が変わるアルバムって感じです。

ちなみにアルバムジャケットのルーシーのこの服装、多分これが彼女の正装です。白のトップスにジーンズとスニーカー。これが理由で自分はアディダスが好きなわけですが。

早速正装から外れているわけだが。まあよく見る服装ですわ。ともあれ、ライブ映像は最高です。個人的ハイライトはやっぱり”Like an Arrow”ですかね。このアルバムはボンベイ・バイシクル・クラブからの影響が大きいように感じます。

Live at Urchin Studios

タイトルの通り、ライブアルバムです。2016年12月リリースで、自主レーベル”Rose Records”でのリリースとなっています。

1st~2ndまでの楽曲のライブ版で、ギターとピアノ、チェロのみというミニマルな編成でのライブ音源。コンピ&ライブ版みたいな感じで楽しめれば良いかな、という感じで。

ShiverとOur Eyesが公式でライブ映像あります。

Something’s Changing

アルバム・ドキュメンタリー。必見。

メジャーのコロンビア・レコーズからインディーのコミュニオン(Communion Music)に移籍してリリースされた3rdアルバム”Something’s Changing”。リリースは2017年7月。このアルバムから自分の好きなアーティストTOP3(常時変動)になりました。

コミュニオンの在籍アーティストはキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン(Catfish and the Bottlemen)、ダン・クロール(Dan Croll)辺りが有名かなと。

これまでのポップ・フォークやバンドライクな音と決別し、非常にミニマルな編成となったのが大きな変化。あとドラマーがママズ・ガン(Mamas Gun)のクリス・ブート(Chris Boot)。

個人的にはベースが特に好みで、来日ライブの大阪会場でベースのベンからサインを貰ったほど。ライブ後に「彼のベースが好きなんですぅ~」とルーシーに伝えたら即楽屋に連れていかれて、少し話をさせて頂いた&サインをもらったのは人生の最高の思い出の一つ。

個人的ハイライトは…このアルバムは全部最高なので決められません。来日ライブ含めて思い入れが強すぎるアルバムなので勘弁して……。

Something’s Changing Remixes

Apple MusicからもSpotifyからもなくなってた…。ツアーなどを通じて知り合った音楽友達にオファーして作ったとのこと。

きっかけは香港のバーで飲んでいるときにかかった自身の楽曲”Nebraska”のリミックス音源だったようで、いつもと違う自分の楽曲にインスピレーションを感じたみたいですね。

リミックスの音源はあまり聴かないのですが、ないはないで困るな~~。アルバム買おうかな…。3rdのオーガニックなフォークが2nd以前に作られたら…という妄想込みで聴ける感じがまた良いやつです。

No Words Left

2019年時点の最新作は4thアルバムの”No Words Left”。プロデューサーは (書いてなかったけど) 前作と同じくティム・ビッドウェル(Tim Bidwell)

前作のオーガニックなフォーク路線を更に推し進めたようなアルバムで、当然のように上半期個人的ベストアルバムになっています。今作でついに「自分の一番好きなアーティスト」となりました。

前作との大きな違いは何より「ドラムがない」こと。パーカッションはありますが、ほとんど出番はありません。ベースは前作に引き続きベン・ダニエルズが担当していて、コントラバスやフレットレスベースなども使用しています。

今作はルーシー・ローズとベンによる”楽器と声のハーモニー”を堪能するためにあるかのような作品だと感じていて、それはどこかジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)のアルバムHejira(逃避行)でのジョニとジャコ・パストリアス(Jaco Pastrius)を彷彿させるような。

Something’s Changingの来日公演でもドラムレスだったし、今作のコンセプトは「どこでもライブができる編成」を目指していたのかもしれないですね。
個人的ハイライトは…今作もかなり難しいのですが(特に後半は流れ含めて最高)、、”What Does It Take”ですかね。少しずつ楽器が増えて盛り上がっていく展開に弱い。

おわりに

最初期はボンベイのジャックとの出会いが大きかったと思いますが、転機はインディへの移籍、そしてベースのベンとの出会いがルーシーの音楽性をより広がったものにしたものと確信しました。

ルーシーありきのベン、ベンありきのルーシー。それくらい相性が良い。自分もベースをやっていたからこそ、このハーモニーに惹かれるものがあるのだと感じています。

このコラボはずっと続いて欲しいなぁと思いつつ、今後の活動を期待して、既存のアルバムを楽しみましょう。

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