アルバム紹介

2021年下半期ベスト・ラップ・アルバム

2021年下半期はひたすらHip Hopにハマった6カ月でした。そして以降もラップ・ミュージックにハマり続ける予感があるので来年もそうなるでしょう。DTMも買ってからずっとやってますしね…(先日実家からギターを回収しました。来年は楽器を弾けるようになるのが目標)。

なわけで今回は『ベスト・ラップ・アルバム』。US、UKない交ぜでやっていきます。

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2021年下半期ベスト・ラップ・アルバム

前回のミックステープと同じく、今回も10枚選出しています。

また、

こちらの方針でやっていくので、2022年1~2月にデラックス版として改めて12月分も含めたランキングを作る予定。

というわけでまずはランキング・リストから。

  1. Tion Wayne - Green With Envy
  2. Not3s - 3 Th3 Album
  3. Trippie Redd - Trip at Knight
  4. Drake - Certified Lover Boy
  5. Dave - We're All Alone in This Together
  6. Little Simz - Sometimes I Might Be Introvert
  7. French Montana - They Got Amnesia
  8. Isaiah Rashad - The House is Burning
  9. Yungeen Ace - Life of Betrayal 2x
  10. Tyler, the Creator - CALL ME IF YOU GET LOST

一つひとつ紹介していきます。

10. Tyler, the Creator - CALL ME IF YOU GET LOST

1st『Goblin』と『The OF Tape Vol. 2』の衝撃は本当に大きく、リアルタイムで「全然分からないけど何かスゴいことは分かる」という状態を体験できたのは貴重なことだったと思います。以降浮き沈みはあれど、タイラーはずっと追い続けているアーティストの一人であり、ここ数年ガッカリしてきた人物でもあります。個人の好みなので仕方ないですが、『Flower Boy』以降はほとんど聴いておらず、自分の中でタイラーはほとんど「3rdまでの人」という位置付けになっていました。だから今回も、先行カットは良かったのですが正直あまり期待せずにアルバム待機していたのですが、本作は初期の頃のアグレッシブさと『Flower Boy』以降のノスタルジック・メロウ路線を共存させたような作風になっていて、これが思った以上に刺さったんですよね。好きだったタイラーがちょっとだけ帰ってきたというのもそうですが、年月を経たことで後期のタイラーも意外と受け入れられているようになったという感覚もあり、という感じで。彼がデビューして以降、Hip Hopは急速に成長し、あっという間にメインストリーム、トレンドの音楽へと登り詰めてその頂点に君臨し続けているわけですが、そんな中でタイラーはその戦線をずっと独自の路線で自らのプロデュースで戦い続けてきたこともあってか、出る音全てがタイラーのそれだとハッキリと分かり、楽曲展開もまさに彼らしいもののオンパレード。トラップでもジャズ・ラップでもない彼らしさは唯一無二の個性として、2021年になってもなお尖り続けてしまうってワケなんですねぇ…。

9. Yungeen Ace - Life of Betrayal 2x

下半期にHip Hopにハマったと公言していますが、実際はYungeen Aceの"Who I Smoke"とLil Tjayの"Headshot"、この2曲がきっかけとなっています。3月後半頃ですね。4月は"Who I Smoke"ばっかり聴いていて、これが契機となってYouTubeで毎日シングル単位で楽曲を漁るようになりました。基本的にロック(リアルタイムは00年代以降)で育ってきた自分にとって、楽曲はアルバム単位で聴くっていうのが当たり前で過ごしてきたのですが、今年は上述した楽曲のおかげで一曲単位で聴く習慣が一気に身に付いたように思います。本作は彼のデビュー・アルバムになるようで、2018年リリースのミックステープ『Life of Betrayal』の続編にあたります。"Who I Smoke"はヴァネッサ・カールトンの名曲"A Thousand Miles"をサンプリングした(内容的に)超問題作で、これはサンプリング審査通らないだろうしサブスクに上がらないんだろうなぁ…とか思ってたらヴァネッサはむしろ乗り気でYungeen Aceとも仲良くなってました。アルバムとしてはやはり"Who I Smoke"は突出してキャッチーです。Spinabenz持ち込みのビートなようで、だからこそアルバムの中では異彩を放っています。アルバムとしてはエモーショナルなピアノやギターがメインになっているものが大半を占め、バラード調なトラップが目立ちます。ジャクソンビルのラッパーはYungeen Aceを筆頭にTokyo Jetz、SpotemgottemにNardo Wickなど、最近アツい若手が多いですね。

8. Isaiah Rashad - The House is Burning

5年という年月を経てリリースされた本作は最も憂鬱で最も誠実なアルバムと本人が語るように、愁いを帯びたノスタルジックなサウンドは本作で一貫されていて、Isaiahが幼少から聴いてきたAnthony HamiltonやMazeなどのソウル・ミュージックからの影響が強く感じられます。名前は知っていたけどほとんど聴いてこなかったのを今更悔やんでいるのですが、それでもやはり今回MVで"Headshots (4r Da Locals)"や"From The Garden ft. Lil Uzi Vert"を観なければこんなに好きになることもなかっただろうし、なるべくしてなったんだと思います。Mac Millerが好きなので、最終的には彼が作ったと言われても納得できる"Claymore feat. Smino"が個人的ハイライト。客演では"Wat U Sed"のDoechii(iamdoechii)が抜群に良く、他にIsaiah所属のレーベルTDEのSZA、Jay Rockはやはり相性良くペアリングしています。TDEに在籍するようになってロサンゼルスで活動するようになったIsaiahですが、本作では生まれ故郷である南部(テネシー州)のHip HopやR&Bという自身のルーツに意識的に回帰しています。この辺りは本人のそもそもの音楽的好み(上述したの以外にErykah Badu, Outkast, Project Pat, Three 6 Mafiaなど)に加えてサンプリングした楽曲に反映されています。テネシー州といえばMoneybagg YoやNLE Choppaなど、ここ一年特にアツい環境になってきているので、来年以降も注目の場所になりそうです。

7. French Montana - They Got Amnesia

DJ Khaledのようなアーティストが売れている理由がFrench Montanaの本作を通して分かりました。モンタナ本人がラップしている分こちらの方が明確で、21曲に膨大なプロデューサーや作曲陣、多くの客演参加に豊富なジャンル網羅をしておきながら、アルバムの統一感は綺麗なもので飽きがこない作りになっています。彼自身これまでに25作以上の作品をリリースしてきた過去があるので、その辺り経験値は高そうです(ミックステープは量が多すぎるので素直にアルバムだけ聴くことを推奨します)。本作はリリースこそ11月19日とキンキンの新作ですが、6月に先行カットされた"FWMGAB"の時点で心奪われていたので、今回のリリースはめちゃくちゃ楽しみでした。その期待を裏切ることなく高いレベルでバランスの取れたアルバムは00sライクなものからバラードにトラップ、ドリルと様々なジャンルに及んでバラエティに富んでおり、61分という時間のイメージ以上にスルッと聴けてしまいます。Hitmaka(2, 5, 7, 8, 14, 15, 17)やBoi-1da(4, 6)、Cardiak(14)にTay Keith(17)などプロデューサーも素晴らしい布陣ですが、John LegendとRick Ross参加の"Touch the Sky"、Pop SmokeとLil Durkのドリル"Stuck in the Jungle"、Doja CatとSaweetieのビッチズ・アンセム"Handstand"に00年代Hip Hopのような豪華さを誇る"Didn't Get Far feat. Fabolous"など、客演とモンタナのシナジーがものすごく、職人芸のような魅力の引き出し合いが素晴らしいアルバムになっています。

6. Little Simz - Sometimes I Might Be Introvert

アルバムタイトルの頭文字でLittle Simzの本名かつ愛称である"SIMBI"と名付けられた本作は、映画的で壮大な作品であり、かつ普遍的なものにするという決意のもと制作されました。ストリングスの導入で華やかになったのと同時に、これまで以上にUK Hip Hopからの影響も感じられるのですが、それらの相乗効果によって前作とは異なる色彩豊かな楽曲群に仕上げられているように感じます。正直Infloはそんなに好みではないのですが、Little Simzとは旧知の仲でお互いの音楽的好みを熟知した存在であり、前作『GREY Area』のプロデュースをしたこともあってか、強力なシナジーを発揮しています。これまでの彼女といったらUS Hip HopやR&Bへの愛情が大きく、あまりUKのラッパーらしくないな、という感想を持っていたのですが、本作においてはUKからの(ラップだけでなく他ジャンルからも)影響を強く感じ、その点が個人的に強く刺さりました。最初こそ楽器隊の豪華さに意識を持っていかれましたが、意外と本質はUSとUKの高度な音楽的融合にあるのでは、というのが総評です。19曲の内5曲の間奏があるのですが、これが全て素晴らしく、Little Simzが『Stillness in Wonderland』でやってきたファンタジーな雰囲気をそのまま活用していて、特に"The Rapper That Came to Tea"や"Never Make Promises"なんかはThe Whoの"Sell Out"や"Tommy"を彷彿とさせ、アルバム全体の統一感・コンセプトの一貫性はラップ・オペラと表現したくなる完成度。これまでの彼女の音楽はUK Hip Hopとは一線を画したものであると感じていましたが、本作においては確実に"その中の一枚"だと確信できるものであり、だからこそ嬉しく感じています。

5. Dave - We're All Alone in This Together

前作『Psychodrama』に続いて再度全英チャート1位を記録した、名実ともにUK Hip Hopを代表するラッパーとなったDave。これまで彼は169やFraser T Smithらをプロデューサーに迎えて制作してきましたが、その古参の一人であるKyle Evans(1-6, 9, 10)が『We're All Alone in This Together』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めました。KyleといえばAvelinoやFredo、若手だとNino SLGのプロデュースが知られるところです。エモーショナルで悲しげなピアノ・サウンドに定評のあるプロデューサーで、Dave自身ピアノを弾き始めてほぼ10年となるキャリアがあることから相性の良さは保証されているようなものですね。今回は他にJames Blake(4, 5, 9, 11)やJoe Reeves(6, 7, 11, (10曲目でもギター参加))、Jae5(6-8)にP2J(6, 7, 10)らがプロデュース参加していて、この辺りからもピアノを中心としたプロダクションを意識したことが分かります。シングルカットされた"Clash"は最高にキャッチーなドリル・バンガーですが、Daveの音楽性ともマッチしているサウンドに仕上がっていて流石の一言。"Twenty to One"は抜群のバラード、"System"や"Lazarus"などではAfroswingが堪能でき、"Three Rivers"や"Verdansk"は安定のピアノが楽しめる、アルバムとして死角が一切ない出来。極上のUK Hip Hop。

4. Drake - Certified Lover Boy

Drakeで一番好きなのは『Nothing Was the Same』なのですが、それの最新版のようにも聴こえる『Certified Lover Boy』は個人的にはかなり好きで、今年聴いたな~ってアルバムの中でも上位に来るのは当然のことで…。Kanye Westの『Donda』と比較されることもあった本作ですが、そもそもの音楽性が異なるものなので、比べるのは時間の無駄です。公式なアルバムとしては6作目となり、これまでの活動から様々なフィルターをかけられるのは仕方のないことですが、一度先入観を取っ払って聴いてもらいたいと思うアルバムです。本作でも当然Noah "40" Shebibが参加していますが、個人的に好きなトラック全てOZ(3, 5, 6, 12)がプロデュースしているものでした。特に"Fair Trade"は完璧な楽曲で、Drakeのラップも良ければTravis Scottバース→ビートチェンジ→フロウ変化の流れは余りにも良過ぎて何回聴いても笑顔になります。同曲にはWondaGurlも参加しています。もう一つハイライトを挙げるとするならLil WayneとRick Ross参加の"You Only Live Twice"。他にMetro Boomin(13)やCardo(14)もプロデュース参加。客演も豪華で豊富な音楽性の本作は圧巻の86分は、しかし長さを感じさせない設計のお見事構成。

3. Trippie Redd - Trip at Knight

今年最も聴かれたアルバムの一つ、Rage Beat(レイジ・ビート)を広めた立役者Trippie Reddの『Trip at Knight』はそりゃ外せないですよねということで。Hyperpopなシンセにクリッピングされてグランジ―に潰れたドラムスと808が特徴的なレイジですが、Trippieのアクの強いフロウに負けないサウンドに仕上がっていて非常にうるさいですね(褒めてる)。Hip Hopはダンス・ミュージックとして生まれて発展した経歴を鑑みると、こういった進化はまさに正統ともいえるところで、EDMとの圧倒的なペアリングを見せつけてきます。Lil Uzi Vertとのコラボ曲"Holy Smokes"は当然ハイライトとして選ばれるべき曲ですが、個人的にはその前の"Finish Line"が最終的に好きになりました。Good Charlotteを思い出させるようなメロディ・ラインが良く、Trippie Reddだからこそのエモなレイジになっています。彼はHip Hop以外にGreen DayやSimple PlanといったPop Punk、グランジやハード・ロック、メタルといったRockに分類される音楽ジャンルを聴いてきた過去があるためにエモ・ラップに行き着いた経歴がありますし、このメロディは必然なワケです。エモ・ラップといえば剥き出しのソリッドな感じが一つの方向性としてありましたが、本作はPop Punkを内包したまろやかさがあり、だからこそ大衆受けとパーティ・バンガーを両立したアルバムとして成立しているのでしょう。

2. Not3s - 3 Th3 Album

アフロビーツとダンスホールにトラップのビートが融合し、"Traprobeats"という呼称が誕生し、最終的には歌というR&Bの要素が導入されたことで生まれたAfroswing。J HusやYoung T & Bugseyが代表的なアーティストとして挙げられる、今年一気に広がりを見せたジャンルですが、中でも2017年にシーンに登場したNot3sによるデビュー・アルバム『3 Th3 Album』は完璧といえる完成度の作品になっています。YouTubeやSpotifyの再生回数は必ずしもそれに比例したものではありませんが、彼の声は非常に良く、メロディ・センスも抜群です。Young T & Bugsey客演の"Boom Bam"はファンキーなAfroswing、AJ Tracey参加の"One More Time"は高ピッチに変形されたウワモノボーカルやビートの疾走感が魅力で、"Party Up"や"Sugar"では本職である甘くセクシーなAfroswingを披露し、"With Who"ではDrillビートにも乗りこなしています。ギターやピアノを主体とし、サックスやキーボードが華やかに彩る彼の楽曲群は間違いなく今年のAfroswingの代表作であり、長く聴かれる作品であると確信しています。プロデューサーはEyes(1, 2, 5, 14)とRemedee(Eyesと共同のに加えて9曲目も)やJae5(3)にP2Jなど、Afroswing系ビートの常連たちが集結。多分聴き逃している人が多いと思われる、隠れた傑作。

1. Tion Wayne - Green With Envy

Central Cee、Dave、AJ Tracey、Digga D、LoskiにHeadie Oneと、今年は本当に多くのUKラッパーがアルバム(ミックステープ)をリリースしましたが、やはり今年の顔はTion Wayneでしょう。ArrDeeとのコラボ曲"Wid It"は個人的にも今年一番聴いた楽曲ですし、イギリス国内の『2021年YouTubeで最も再生されたMV』に選出されたTion WayneとRuss Millionsの"Body Remix"(記事リンク)は最高のUKドリル・バンガー。この2曲が共に同じアルバムに収録されているっていうのはとんでもなくヤバい事実です。ドリル・ラッパーとしての人気が高いTionですが、彼は以前からAfroswingのような穏やかで大人な音楽性を好み、本作でも彼はお気に入りの楽曲として7~9曲目のR&Bテイスト溢れる楽曲を挙げていました。実際、それらは本当に洗練されたものであり、客演参加しているD-Block EuropeやRayeなどが歌い、Tionがラップするという単純ながら効果の高い楽曲群は確かにハイライトされるべき部分です。個人的にはやはりドリルから入ったので上記のドリル以外に"Wow"や"Rock Dat"なども好きですが。アルバムはドリル→Afroswingと進み、途中10~12曲目でまたドリル→Arfoswingと進む二部構成的なものに。The Elements(1)、Gotcha(2, 11)4Play(5)、Io(6)、P2J(7, 12, 13, 16)、N2theA(9, 14)CZR(10)、Jae5(15)と、プロデューサー陣もUK DrillとAfroswingの主要人物が勢ぞろい。北ロンドンのエドモントンの盟友3x3のメンバー、NSGやAfro Bなどのアフロ仲間だけでなく、Polo Gや6LackなどUSからの客演参加があるのも強いですね。2010年から活動を開始し、逮捕などで活動休止を何度も繰り返しつつ、ほぼ10年越しで待望のデビュー・アルバムとなった本作。一つの区切り、本気の熱量が確かにそこに。

おわりに(全てのランキングをまとめてみた)

というわけで今年はベスト・アルバム、ベスト・ミックステープ、ベスト・ラップ・アルバムと3つのベスト10選を出してみました。これらを全て合わせたランキングと1曲ずつ選出したプレイリストも一旦出して2021年の締めくくりとしておきます。

来年もラップにはハマっていると思いますが、今年やれたように新たなジャンルにも積極的に挑戦していきたいですね。では。

2021年下半期ベスト・オブ・ベスト30

  1. Tion Wayne - Green With Envy
  2. Not3s - 3 Th3 Album
  3. Nicki Nicole - Parte de Mi
  4. Loski - Censored (EP)
  5. Kwengface - YPB: Tha Come Up
  6. H.E.R. - Back of My Mind
  7. Trippie Redd - Trip at Knight
  8. Angels & Airwaves - Lifeforms
  9. Doja Cat - Planet Her
  10. Drake - Certified Lover Boy
  11. Dave - We're All Alone in This Together
  12. jxdn - Tell Me About Tomorrow
  13. V9 - Murk with a Mouth
  14. Unknown T - Adolescence
  15. Little Simz - Sometimes I Might Be Introvert
  16. Damon Albarn - The Nearer The Fountain, More Pure The Stream Flows
  17. Billie Eilish - Happier Than ever
  18. French Montana - They Got Amnesia
  19. Bizzy Banks - Same Energy
  20. Isaiah Rashad - The House is Burning
  21. Rudimental - Ground Control
  22. BackRoad Gee - Reporting Live (From the Back of the Roads)
  23. D-Block Europe - Home Alone 2
  24. dvsn, Ty Dolla $ign - Cheers to the Best Memories
  25. Yungeen Ace - Life of Betrayal 2x
  26. Tyler, the Creator - CALL ME IF YOU GET LOST
  27. ShayBo - Queen of the South
  28. EST Gee - Bigger Than Life or Death
  29. Jungle - Loving in Stereo
  30. Headie one - Too Loyal for My Own Good