2021年7月9日週にリリースされた洋楽の新譜おすすめ、今週はEP含めて計4枚です。
曲単位でプレイリストにもまとめているので、そちらをBGMにどうぞ。おすすめアルバム以外の同週リリースのものも入ってます。
2021年7月9日週の洋楽おすすめ新譜4選
先週のまとめ記事とプレイリスト
2021年6月25日週分ですね。っていうか先週書いてなかったので先々週分です。

ついでに6月まとめもどぞ

今週の新譜からおすすめ曲Spotifyプレイリストにまとめてピックアップ
Claire Rosinkranz - 6 of a Billion (EP)
何回読んでも頭の中でロシンスキと変換してしまうおれの致命的な脳みそはさておき、このEPは個人的にスキ(コジンスキ)です。……。ロシンクランツって馴染みないですよね。
良い具合にPopですしIndieな感じもありますし、結構幅広く好まれそうな予感がします。
Vince Staples - Vince Staples
カリフォルニア州LAのラッパー。個人的には2013年リリースのMac Millerとのコラボ・ミクステ『Stolen Youth』が愛聴盤。2010年代前半に人気を掴んだラッパーって普段Rockを聴く層にもよく聴かれる印象なんですが、あの頃の音楽って今のHip Hopとは違っててまた良いですよね。
セルフ・タイトルというと並々ならぬ自信とか気合とかを感じがちですが、彼曰く"自分自身をこれまでで最も明確に表現している"とのことで、生まれ育ったノース・ロング・ビーチや自身のことについてラップしています。音もチルで内省的なバイブスですしね。全10曲22分と聴きやすいのも〇。
唯一客演参加しているFousheéは先月リリースした"my slime"がめちゃくちゃ良いのでそちらもぜひ。
Soda Blonde - Small Talk
アイルランド・ダブリンの4人組Alt PopバンドのSoda Blonde。デビュー・アルバムです。
とは言っても、2008~2019年まではLittle Green Carsというバンドで皆活動していたのですが。前身バンドの方が若いだけあって勢いはありますが、音楽性としてはそう変わりないので興味湧いたらそちらもおすすめです。個人的には今の方が洗練されててお好み。
アルバム全体通して80年代ライクな音像ですが、"Try"なんかはDrakeの"Hold On, We're Going Home"を参考に試行錯誤した楽曲だとかで、確かにただ昔の音をなぞっているだけみたいな感触はなく、自分の好きなバンドArthur BeatriceやChvrchesなどのような新しさも感じさせます。個人的なハイライトも"Try"なだけに、このエピソードを読んだときは「おっ」となりましたね。
Paris Youth Foundation - How to Ruin Your Life
Arctic MonkeysやCirca Waves、そして何よりThe Nationalを聴いて育ったという、Indie Rock大好きなリヴァプールの5人組バンド。00年代のUK Indie Rockだったり初期のBombay Bicycle Clubだったりを彷彿とさせる感じで、そりゃハマらないわけないよねって感じで結構繰り返し聴いてます。
全曲ギターのフレーズが本当に印象に残るものばかりで、個人的には特に"Tomorrow"が好きです。アルバム通して全体的に懐かしいのが良いですね。なんだかんだ自分はいつまでも00年代のUKロックからは抜け出せないんでしょうね。
おわりに
ロックが好きなのは一生変わらないんだろうなっていうのは定期的に再確認しています。Hip Hopを中心とした最新のトレンドも良いのですが、やっぱりUKのロックはホーム・グラウンドなんだろうなという感じで。