新譜リリース情報

2021年6月25日週の洋楽おすすめ新譜5選

2021年6月25日(金)にリリースされた洋楽の新譜おすすめ5枚をサクッと紹介。

プレイリストにしてあるので曲単位でディグれるので、そちらをBGMにしつつ楽しんで、お気に入りのアルバムを見つけましょう。

2021年6月25日週の洋楽おすすめ新譜5選

↓【先週のまとめ記事とプレイリスト】↓

2021年6月18日週の洋楽新譜リリース情報まとめ6月14~20日にリリースされた新譜アルバムについて。...

↓【今週の新譜からおすすめ曲Spotifyプレイリストにまとめてピックアップ】↓

Tyler, the Creator - CALL ME IF YOU GET LOST

何だかんだで6thアルバムのTyler新譜。

参加ラッパーにはTy Dolla Sign, YoungBoy Never Broke Again, Lil Wayne, Domo Genesis, Lil Uzi VertにPharrell Williamsなど、ゲスト的には豪華ですが、プロダクション側はTIDALのクレジットを見る限りかなりミニマルにしたっぽいですね。

↓【今作『CALL ME IF YOU GET LOST』クレジット】↓

↓【前作『IGOR』クレジット】↓

こういう背景があるから今作は3rd以前の初期Tylerっぽさが強いアルバムになっているんだと思います。個人的にはFlower BoyからのTylerは正直ハマってなかったのでめちゃくちゃ嬉しいし、下半期ベストに必ず入ると確信しました。ちなみに今はCherry Bombがベスト。

Mabe Fratti - Será Que Ahora Podremos Entendernos

中央アメリカ・グアテマラにルーツを持つメキシコ在住のチェロ奏者Mabe Frattiによる2ndアルバム『Será Que Ahora Podremos Entendernos』、初めて知った人ですが、かなり良かったです。

音としてはチェロ、シンセにフィールド・レコーディングによる環境音。そしてボーカルですね。ClassicalなFolkをベースとしたAmbientといった感じで、しかしシンセや浮遊感のある歌が乗ることでIndie Popのような側面もあり、個人的にはフランス映画のBGMのような感触を得ました。

本作は一人で制作したものではなく、メキシコ郊外の『La Orduña(ラ・オルドーニャ)』という即興演奏を得意とするミュージシャン・コミュニティと共に形成されたとのこと。関わることになったきっかけがコロナの影響のようで、隔離空間を求めたところ、ミュージシャンが集う場所にたどり着いたようです。隔離とは…?

Lucy Dacus - Home Video

『Home Video』というタイトルの通り、自身の過去を振り返るような内容のアルバム。Lucyの両親がビデオ録画で成長を記録していたそうで、日記などよりもそちらの方が親しみがあることから今回のタイトルになったそうです。バイセクシャルだったけどクリスチャンだったために秘密にしていたこと、それによって友人関係がおかしくなってしまったこと、Vacation bible school(VBS)やサマー・キャンプで過ごした時間など、主に7~17歳の青春時代の回顧録的内容を歌っています。

アルバム自体は2019年に完成したのですが、度重なるツアーによって喉を痛めたこと、コロナによってエンジニアとのやり取りがリモートになったことで遅れに遅れ、ようやく2021年6月にリリースと相成りました。

アメリカではワクチン接種も順調なようで、彼女も7月からUSツアーを敢行とのこと。2021年は、少しはコロナ以前の暮らしを取り戻せそうでちょっとだけ安心ですね。

Doja Cat - Planet Her

Olivia Newton-Johnの楽曲"Physical"をサンプリングした"Kiss Me More"を聴いたときから本作リリースが楽しみで仕方なかったですよ。トータルで聴いてもPopなHip Hopという感じで満足。

歌ももちろん良いのですが、フロウの気合もかなり感じられて"Naked"や"Get Into It (Yuh)"は流れるような早口がかっこよいし、"Love to Dream"と"Alone"の乗り方は気持ち良くて普通に唸りましたね…「おぉ…」つって。

ライブでもバチバチに声出てるしダンスもキレキレ。思った通り(見た目に反して)タフな感じがイカツくて、アイコンとして好きですね。去年炎上しましたが、完全に忘れてました。今のアーティストは"話題"であれば何でも良いっていうのは、こういうすぐ忘れるやつがいるからなのでしょう。

Faye Webster - I Know I'm Funny haha

好きは好きだけどちゃんと調べたことのなかったFaye Webster、2013年に自主制作でアルバム出したの含めると今作で4枚目。2021年現在23歳って、若過ぎないスか…?ビックリしました。

さて、今作はオバマ元大統領のプレイリストに1曲目"Better Distractions"が入れられたりPitchforkのBest New Musicに選ばれたりと、本作品がいかに高水準かはこれだけで十分分かるかと思います。(…と言いつつPitchforkの評価あんま当てにならないと思ってますが←。とはいえこの手のジャンルは得意分野なので今作に関しては信用できる)

自分は強烈なインパクトのあるジャケの3枚目『Atlanta Millionaires Club』から知ったので多分一般的洋楽民のタイミングと同じくらいだと思うのですが、その当時で21歳だったってことですか…。大人びた見た目でAmericanaなIndie Folkなんてやられたら、そりゃお姉さんかと思いますよね?何なんですか?

今回はジャケではなくアルバム・タイトルでふざけて、前作以上に洗練された音楽を鳴らしています。よりマイルドになりました。個人的には"A Dream with a Baseball Player"がお気に入りで、ホルンがめちゃくちゃ良い味出してます。Henry Whiteって人がアルバム全編担当してるみたいですね。

おわりに

Odd Futureの『The OF Tape Vol. 2』をリアルタイムで購入し、2012年のReading Festivalでライブを観れた勢としては初期Tylerに思い入れが強く、最近のより断然好きなため、今回は結構久しぶりに愛聴盤になりそうな気がして嬉しいです。

では。

2021年6月18日週の洋楽新譜リリース情報まとめ6月14~20日にリリースされた新譜アルバムについて。...