2018年上半期ベスト・アルバム25枚

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2018年上半期ベスト・アルバム25枚

上半期ベスト出ました。今年は251枚DLしたので、1/10にまで絞り込んだのか。

ストリーミング・サービスは便利だけど、251枚は完全にやりすぎたと思っている。下半期はもうちょい厳選して、1枚にかける時間を増やしていきたい。

というわけで、上半期ベスト。2017年12月1日〜2018年5月31日の期間のアルバムで選んでいます(と言っているけど、12月のは入ってないはず。)。お時間あるときに楽しんでもらえたら…。

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25. Joan As Police Woman – Damned Devotion

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2016年にBenjamin Lazar Davisとコラボアルバムを出していたそうで。自分がJoanを知ったのは今作が初だったんだけど、それもあとでチェックしとかないとな…。

さて、そんなわけで↑も含めてソロ7作目。自分はなんとなくEleanor Friedbergerに似てるのかな?という印象を受けている。あとはJoni Mitchellとかかな。Jazzテイストのアメリカーナな音楽性。

最初は「これは個人的にかなり上位に来るアルバムやぞ…!」って思ってたけど、日を重ねるに連れて「自分の中で、アメリカーナのブームが終わりつつあるな…」という気持ちになり、この辺に落ち着いた。音楽自体は変わらず素晴らしいまま。ただおれはそういう男。流行に乗りがちなミーハー・ボーイなんだ…ごめんよ。

24. NADINE – Oh My

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ミネアポリスの3人組バンドNADINE。Indie Popかな〜。ドリポよりもジャンルに固まってないこの感じ。

いわゆるミクスチャーの音楽好きなんだろうなっていう雰囲気を“Not My Kinda Movie”とか“New Step”とか辺りから感じる。ラップロックのように激しいテイストではなく、ドリポ的解釈の仕方というか。

ただ個人的に、アルバム通しての全体像が未だに掴めていない。なんかフワフワしてんのよね。「聴き込みが足りない」と言われたらそれまでだけど、こっちとしては「分からんもんは分からん」と返すのみ。しかし好きだからこの順位まできてるってワケ。

23. asuka ando – あまいひとくち

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唯一の邦楽選出。。。選ばれたのは、レゲエ・アーティストのasuka andoさんでした。

もともとレゲエ自体あんまり好きじゃないんだけど、こちらの作品、なかなかにポップス。音も柔らかく、シンセのおかげであまりレゲエレゲエしてないというか。ベースラインくらいじゃない?くらいの。

バチバチのレゲエというより、“邦楽らしさ”をきっちりと取り入れたレゲエということで。個人的には邦楽を聴くとき、“邦楽である必要性”を重要視しているため、この“らしさ”が何度も再生ボタンを押させた要因なのかなあ、と。あと邦楽は忙しないのが多く、そういった音楽が苦手なのもあって、こちらの方がより魅力的に映る、という部分はある。

あと自分は「歌詞」に重きを置いていないため、歌詞については洋楽同様レベルで聴いてません。でも多分RIP SLYME的な、「これあんま意味なくね?」みたいなラインも見受けられる。そういうところも好きになる理由の気もするけど。

邦楽らしさという意味では、4曲目の「ふゆのおわり」の構成が良い。サビまでの流れが清々しいくらい。

1曲目からは終始続き、そして溢れ出る「トロピカル感」を、スムースな世界観を、43分しっかり味わってくれ…!

22. Chemtrails – Calf of the Sacred Cow

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ロンドンの5人組バンド。問答無用に最高なGarage Rock。Bandcampでのメンバー名も最高。Lauraが2人いるからって、もう一人が“Another Laura”って。手抜きかって。

なんやろうな〜。。もうむしろ“一周”した感あるよね。Rockというジャンルは。メインストリームでなくなったから、一つのジャンルとして堂々と追求していく勢が出ている、みたいな。

……最高なのになんで順位が低いのかって?このランキングは全て“最高”だからさ…。ズルい大人に育っちまってごめんよ………。良いは良い。それは間違いないんだけど、今作は割と変化の少ないアルバムなのかな〜ということで。何も考えずに聴いてると「これ、全部一緒じゃね?」って気になっちゃうのよ。そんなことはないはずなんだけどね。

21. Hockey Dad – Blend Inn

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オーストラリア、2人組のサーフロック・バンド。2作目。WavvesとかFidlarとか好きなワイ。驚異の一本釣りでした。とりあえずまずは“Join the Club”を聴いてくれ。好きだったか?握手しよう。

ひたすら好きなジャンルで好きなノリ、好きな声なだけで、特に言うことはない。“ハマってしまう音楽”とはこういうこと。

20. Totally Mild – Her

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オーストラリアはメルボルンの4人組バンド。2ndアルバム。オールディーズであり、フレッシュでもあり。ミニマルでありシューゲイズでもあり。アートでありポップでもあり。様々な“二極”を上手く共存させていて、形容し難い魅力がある。

シンプルに良く聴こえるし、でもそれだけで済ませるにはもったいなく、でも言葉にすると上手く伝えられる気がしない。音楽っていうのは基本的にそういう面を持つものだけど。文章では、完全には、伝えられない。それが音楽。。。聴け(直球)。

19. Charles Watson – Now That I'm a River

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ロンドンを拠点に活動するSSW、プロデューサーのCharles Watsonのソロ・デビュー作。なんか色々バンドもやってるみたい。検索すると「マンソン・ファミリー」の話題がめちゃくちゃ上がってくるから情報探しづらかった。もちろん全然関係ない。

レトロなドリーム・ポップといった音楽で、Father John Mistyとかそこら辺が近いのかな。ソフトロック的な。まあでもそこまでいくと「要素がある」くらいかな。レトロなドリポでファイナル・アンサーです。

個人的にはUS寄りな楽曲って印象を受けてるんだけど、“Wildflower”辺りがUKダダ漏れ。やはりこうでなくては。生まれた場所の音楽がどうしても出てしまう瞬間を耳にすると、その人のルーツを見たような気になり、ちょっと嬉しくなる。

18. The Body – I Have Fought Against It, But I Can’t Any Longer.

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実験的交響曲(エクスペリメンタル・シンフォニー)な楽曲による、「“ノイズのがっぷり四つ”といこうか…」と言わんばかりの静と動、狂気と静謐の只中に放り出された我々は、やはり何度も飛び込まざるを得ぬ衝動に駆られるわけで…。

↑っていうツイートを過去にしたんだけど、まさにそのまんまやん。。そういう音楽性です。下の方から鳴ってる音というか。

基本的にメタルはあまり得意ジャンルじゃないんだけど、Kristin Hayterのような女性ボーカルが入った楽曲は別腹で、だから上位になった感はある。“Can Carry No Weight”と“Nothing Stirs”、“Sickly Heart of Sand”、“Blessed, Alone”あたりに参加してるのかな。

それ以外はひたすらメンバーが「ワオワオ」吠えてる。聴こえてるけど聴こえてないふりをするタイプの、心霊ホラー感のおかげか、夏になるにつれて聴く頻度が上がっていった。ワオワオ!

17. Adam Ackerman – Autobiologist

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コネチカット州のエモバンド、Sorority NoiseのギターでもあるAdam Ackermanによるソロ・デビュー作。

エモっぽさは残しつつ、かなり遊び心のあるUSインディ・ロックなアルバム、といった印象。UKからの影響も反映させつつ、「だけどやっぱりUS生まれなんです僕。」みたいな。

全体的にゆったりとした楽曲揃いで、定期的に「お?Sigur Rósか?」って気持ちになる。特に“Side Effects”からの“In Motion”の流れはモロにUKの脈を汲んでて、OK Computer期のRadioheadを“モロに”感じる。

アルバムとして聴くには統一感に欠けるけど、この好き勝手やってます感がソロ作の、バンド外での活動での醍醐味でもあるため、優しく許容しましょう。素敵な音楽の旅へと連れて行ってくれるはずなので。。。

自分も最初は「なんだろうこのアルバムは…。」って思ってたけど、楽曲自体が好みのものの連続だったため、“個”の強さにヤラれた、みたいなものだし。

16. 6ix9ine – DAY69: Graduation Day

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ビーフとか人間性とか、あんまりよく知らないけど。音楽は素晴らしい。叫ぶようにラップするけど、むしろこれが普通の声の出し方なのでは?ってくらい堂に入ってる。

Eminemからラップに入ったせいか、Mac Millerだったり6ix9ineだったり、黒人ではないラッパーが好きなんだよなあ…。Lil PeepもLil Pumpもそうだしね。ラップに関しては、音の乗り方よりメロディを感じられる方が好きなのかもしれない。

30分以内で終わるという点もあり、再生回数稼ぎにも成功。とんだ策略家だった。

15. Dream Wife – Dream Wife

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Rockっていうのはやっぱり最高ですねぇ…(興奮)。UKのバンドでパンキッシュ、そして完成されたルックス。見た目含め、なんとなく“Sex Pistols”を彷彿させませんかね…?そしてその上で、商業性を超えた創造性があるというか…。

にしても、今年は本当にUK Rockの活きが良い。Garage Rock Revival、Britpop Revivalの先にできた音楽層ってところなのかな。過渡期を越えて、今がRockの息継ぎ地点なのか。そう考えると、なるべくしてなってるな〜。面白い。

全曲エモーション大爆発。何も考えず、ただ頭を振るだけで無敵になれる。ロックってそういうことでしょ…っていうアルバム。そして彼女ら、器用なのよね。2010年代のRockっていうのをしっかり吸収してるから。あの頃のUK Rockは活気があったものね…(懐古厨より)。

14. Craig David – The Time Is Now

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UK Garageの生みの親ぁ(ではないか)!一般的にまで浸透させた、育ての親ってことにしとこう。彼がいなければ、Post Dubstepはここまでの成長を見せなかったかもしれない…(これは言い過ぎ)。

まあ言っても7作目のアルバムなわけですよ。下手なアーティストを聴くよりも圧倒的に安定感あるし、っていうか普通にクオリティ高いよね、これ。Wiki見てても新旧色んな人を起用して、なかなかの顔ぶれっぷりだし。伊達じゃないのだよ。

The CartersではJay-Zが流行りのフロウを取り入れてたけど、なんか違和感があったんだよね。無理してやってる感と、イマイチ乗り切れてない感があって。それに対してこちらCraig David。バッチリ過ぎるくらいに乗りこなしてる。Beyonceの3連符も違和感なかったし、Trapというジャンルは、歌が上手くないと乗りこなせないんだろうか。そうなのかもしれない。“For the Gram”でこの貴公子に惚れ直せ。

13. Caroline Says – No Fool Like an Old Fool

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アラバマ発テキサス住、Caroline Salleeによるバンド・プロジェクトCaroline Says。ひとまず「ジャケ」が良い。それだけで既に名盤感ある。そして実際に音楽は素晴らしい。

ジャンル的には“ドリーム・ポップmeetsアメリカーナ”といった趣で、“あるようでない”、かゆいところに手が届くような音楽体験。音の重ね方がきれいで、轟音シューゲとは別のベクトルなシューゲ感が。この辺は意外と“叙情派(死語)”、“耽美(死語)的”なバンドらの影響もあるのかも。やはりシューゲは全国共通言語。

気怠げなボーカル、 ドリポがゆえのシューゲ感にローファイ・テイスト。音楽性の違いはあれど、割とPixiesフォロワーなのでは。“A Good Thief Steals Clean”のベースラインとかめっちゃエモい。

12. DJ Esco – Kolorblind

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Migosは長すぎるためにランクインしなかったけど、DJ Escoの今作は程良い長さでとても良い。“Futureの右腕”と言われるほど一緒にやってるし、今作でもそれは同じ。ていうか、もうほとんどFutureの作品と捉えても良いくらいにFutureがfeatしてる。

Futureのアルバムは正直今までハマれなかったんだけど、最近になってようやくTrapを楽しめるようになってきた部分はあるので、ここから掘り返していこうかな〜。

好きなのは分かるんだけど、何で好きなのか。どこがどう好きなのかっていう部分にまでは落とし込めてないのでこの辺で。Trap攻略まではまだまだ遠い。

11. Benjamin Lazar Davis – Nothing Matters

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やっさしい〜インディ・フォーク。。。のくせにドラム音しっかり入れてくる。というわけで、こいつは“バンド編成大好きおじさん”認定です。テキサスのバンドOkkervil Riverでベースを弾いてる人でもある。

一個一個のリフ・ソロが小洒落ているし、楽曲構成(盛り上げ方)が上手だし、もっと広く知られ、聴かれるべき人だと思う。

クレジットを見てみると、Lake Street DiveのBridget KearneyやKimbraなんかも参加していて、「界隈でよく知られたアーティストだな、こいつ。」という気持ち。こういうつながりで芋づる式に発掘していくのは好きなので、みんなガンガンコラボしてくれよな。

本業はCuddle Magicってバンドなのかな?ジャンル的には“Chamber Pop”といった感じで、ソロ作をきちんとバンド編成でやったやつ、みたいな印象。ブルックリンのバンドということで、ダープロ感ある。と、これは蛇足です。

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10. Quiet As a Mouse – Is It Funny When It Hurts?

スコットランドはエディンバラの4人組バンド。パンクやエモを内包した、良質なIndie Rockバンドでございます。爽やかで、優しい。

ジャンルの関係もあってか、そこまでUKを感じられないんだけど、“Accident Waiting to Happen (Awoo Woo Woo)”とか“Suicide Shuffle”とかのタイトルを見ると、「ああこいつらしっかりUKだわ」と思えてくる。やはりUSはネアカ、UKは根暗でないと(偏見)。

いやーでも今年は本当にロック勢のランクインがすごい。個人的なランキングだけど。だから、なのか。そろそろ大人しい音楽に飽きてきたか、一周してきたか。何にせよ、ロックって良いよね。

9. J. Lamotta すずめ – Conscious Tree

Alternative R&Bが誕生し、確立され、当たり前となった今。沢山のアーティストが同じジャンルから同じような楽曲を生産し、大量消費される今、何を基準に、その中から選ぶか。

自分が好きかどうか、でしょ。それ以外にある?ないよね。つまりそういうこと。自分基準だからこそ、Jorja SmithとかRhyeとかTom Mischは上位にランクインしなかったってこと。おれ的“最高のAlternative R&B”はJ. Lamotta すずめで決まりってコト。まあでもネオ・ソウル枠なのか…?

イスラエルのテルアビブ出身で、現在はベルリン住。すずめは日本語表記なんだけど、日本要素は多分ない…はず。響きが良いとか平仮名の見た目が好きとか、多分そういうことなんだと思ってる。……と思って調べてみたら、EP“Dedicated to”の1曲目が“Sparrow”で、アートワークを日本人が担当したことから、なのだからとか。リスペクト感じますなあ…。

8. Pearl Charles – Sleepless Dreamer

LA、カリフォルニアのSSW。カントリー風のアメリカーナ。多分今年一番聴いたと思う。iPhoneのアプリからだと再生回数カウントされないのがおつらみ。

なんかすごい聴きやすいのよね〜。聴いてると明るくなるし、基本ポップだし。やっぱり音楽を聴くのって「気分を良くしたいから」っていう部分が大きいんだろうな。ゲームをやるにしても映画を観るにしても、趣味っていうのは基本そこが大事なわけで。

“Night Tides”みたいな変化球もあるし、最後の“Phases”はめっちゃ良いし、言うことなしのデビュー・アルバムでは。やっぱり最後の曲が良いとアルバム全体が良く聴こえるよね。

7. Courtney Barnett – Tell Me How You Really Feel

たった3年──。たった3年で築いたよね、確固たる地位を。オーストラリアのロックスター、コートニー・バーネットの2作目。

Courtney Barnett and Kurt Vileのアルバムも、Courtney作曲のものを好んで聴いていたんだけど、USインディとどう違うんだろな〜、と思っていた部分が、2ndで結構解消された。“オーストラリア”なんだよ。サーフ・ロックみたいな、あの軽快な感じが表れてる。USインディに影響を受けつつも、地元に住んでいないと出ない魅力ね。この気だるさと疾走感の絶妙なバランスがとにかく良いってワケ。“City Looks Pretty”なんかに顕著な気がする。

メロディ的には“Charity”とか“Nameless, Faceless”とかがお好み。とにかく「グッド・ミュージック」に尽きるのよな〜。いつ聴いても良い。1stよりまろやかで、少し暗く、だけど楽しい。この“のらりくらり感”、一時期のBeckを彷彿とさせるような力の抜け方。

1stであれだけ騒がれたのにそこまで挑戦的じゃないアルバムになったのは、やっぱりKurt Vileとのコラボアルバムを挟んだからかな。地に足の着いた作品となり、長く聴き続けられそうで嬉しい限り。

6. Shakarchi & Stranéus – Steal Chickens From Men and the Future From God

2018年はHouseの台頭も素晴らしく、A.A.L (Against All Logic)共々楽しませて頂きました…。それ以外をあんま知らないんだけど、これはそもそもHouse自体に精通していないだけなので普通に自分のあれです。テスト範囲外的なあれです。仕方ない。

昔はHouseの飄々としたこの感じが苦手だったんだけど、気が付けば、である。Technoみたいにゴリゴリしてなくて、ラウンジ音楽くらいあっさりと聴ける。その性質もあって、ヘッドホンで聴くのがちょっとお辛いなって思っていた時期もあったけど、なんか普通に乗り越えてた。良い音楽は良い。ということか。

仕事中でも邪魔にならないし、料理をしながらBGMでかけると雰囲気オシャレになるし。完全に八方美人なHouse Musicに乾杯ですわな。本当に良い音楽だと思う。下半期もガンガンかけるわ。

5. Shakey Graves – Can’t Wake Up

ジャケが名盤。BowieのZiggy StardustをPrince色に染めました、みたいな感じだよね。テキサスのアーティストで、ブルースとかカントリー要素とかもありつつな、Americana × Indie Rockといった趣。

全体的にゆったりな楽曲たちで、春とか秋とかに合う。ジャケ的に冬も対応してそう。夏でも“My Neighbor”のサイケ具合とかが合う。つまり全方位的なアルバムってワケ。って自分に言い訳をして、常に聴ける状況を作り出す。

今作が4作目?なのかな?全然知らなかった。めっちゃ良いので遡って過去作も聴いていこうと思います。。。

4. The Moondoggies – A Love Sleeps Deep

ジャケからして名盤なんだけど、アルバム聴いても名盤だった。2005年から活動、今作が4枚目。全く知らなかった。KEXPのライブもぜひ。

友達に聴かせたら「Eaglesみたいやね」って言われてEaglesを聴いてみたんだけど、確かにそんな感じ。

っていうか今年自分が好きになったアルバム、結構Eagles的な要素あるかもなーとか思ったし、今聴くべきはEaglesなのかもしれない。ついに70年代も好きになれるようになった。これも全て現行アーティストたちのおかげなり。

Indie Rock寄りのAmericanaになるのかな。アメリカのロックという感じがして、このゆったり感はUKには出せないところだよなー。

3. Gaz Coombes – World’s Strongest Man

SupergrassのフロントマンGaz Coombesのソロ3作目。バンド時代からそうだけど、ソロになってもずーっと良い。これってマジですごいから。挑戦的でありながら、ずっと良い。ガラッと変わるような挑戦ではなく、「グッド・ミュージックである」という基盤ありきの。だからこそ、平気でジャンルを横断しまくれる。Britpop期から今まで最前線で生き残ってるアーティストたち、マジで天才揃いでビビるわ。。

大人の余裕とでも言うかのような、ゆったりとした1曲目から始まり、個人的に“Gaz感”ある“Deep Pockets”へ。このドラムとベースラインね。非常にUKらしい。あの時代から現代まで活動し続けたUKミュージシャンだから、出せる、音が、ある。

最後の楽曲“Weird Dreams”からはFrank Oceanからの影響も感じられるような。Radioheadというバンドが常に身近にあった彼らからすると、実は意外と距離感近いのかもしれないな。。

2. Shame – Songs of Praise

何回聴いても“最高”なんだよなー…。KEXPのライブも最高だったし、ていうかライブでも音源の声のまんまだからね。流石にこういう音源の声はちょっと下手なんやろなって思ってたけど、完全に上手いからね。もう最高。

UKのサウス・ロンドンの5人組バンド。Joy DivisionとかManic Street Preachersとか、どうしてもその辺を思い出すタイプの“純正”Post Punk。でありながら、悲壮感や焦燥感より純粋性を感じる。死の雰囲気がない、健全・健康な連中。ようやくJoy Divisionの続きが見られたような、そんな感じ(New Orderは大好きだぞ)。

Post Punk、Joy Divisionを引き合いに出しながら「何故こんなにフレッシュで危なげないんだろう?」と考えてみると、それは彼らが“ガレージロック・リバイバル、ブリットポップ・リバイバル以降”のバンドだからなんだろうな、と。この疾走感はそれらの影響が大きいに違いない。

個人的にはデビューしたての頃のArctic Monkeysのような衝撃を感じている。それが世界的にウケるかどうかではなく、「こいつらとは長い付き合いになりそうだ」という意味合いでの。だからアルバムちゃんと出し続けてね(そこに尽きる)。。。

1. Arctic Monkeys – Tranquility Base Hotel & Casino

聴けば聴くほど。ひたすらに。沈みこんでいくように。ハマっていく。Arctic Monkeysは。また。新たな。傑作を。生み出したってワケ。

アルバム制作の上での影響とかはWikiを参照してもらうとして、ここでは個人の感想を。

「AMと比べてどう変わったか」という点から見ると、まず大きいのが参加メンバーの圧倒的増加ね。AMでは同じ世界観を共有した、一つのジャンルについて徹底的にミニマルに組んだようなアルバムだったのに反し、TBH&CはThe Last Shadow Puppetsに参加したメンバーを起用して、“Arctic”以外の音を持ち寄っている。

だからこのアルバムは最初「バンドでやるべきか?」と疑念を持ったんだと思う。世界観的にはむしろTLSPの方が近い。。。ように感じた。最初は。

結局4人がいれば、それはもうArcticなんスよね…。やっぱりこの4人じゃないと完成しないこのテイスト。Alex Turner個人の才能がどうしても注目されがちだけど、違うのよ、バンドに関しては。「こいつらだから」っていうのがあるのよ。だって人はそれぞれ違う個性を持っているのだから……(ここで世界に一つだけの花が流れる)

「ギターではなく、ピアノで作曲をした」、ということもあり、今作のピアノの影響力はとても強い。が、意外と使い方としてはほぼギターでは?みたいなところもある(こういうのを手癖と言うのだろうか)。しかし、音が違うだけで、聴こえてくる結果は大きく違う。多分、この影響で「歌」へのアプローチも変わってきていると思う。イントネーションというか、力の入れ方というか。リズムと合わせて声が出ているというか。。

まあ結局“Science Fiction”のような、あの余白の使い方に尽きるよね。このアルバムは。そしてここに「歌」を重ねるのがロックバンド。良いぞArctic Monkeys。

ということです

ロックでしょ?今年も割とR&Bのアーティスト多かったけど、なんかあんま惹かれなかった。今年は。耳慣れしてきたのか?わかんないけど。

とりあえず下半期はプレイリストにDLするアルバム数を減らしつつ、過去作を聴く時間も確保する。特にEaglesを中心に70年代ロックを掘り下げてみたいな。今の自分の好みの追求という意味でも。

あとで「2018年上半期アルバムベスト」っていうApple MusicとSpotifyのプレイリストを作ります。これの仕上げで疲れたので今日はもう勘弁してクレソン……。

あっあと今回なんだけど、最初に順位を付けずにレビューを書いてみた。そのあと改めて順位を付けてみた。「だからなに?」って話だけど、先入観少なめでいけたかなって。

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