2017年11月のノッピセレクション:20枚

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2017年11月のノッピセレクション:20枚

今月のセレクションは20枚。新譜10枚、旧譜7枚、邦楽3枚です。

新譜

Casper Skulls – Mercy Works

改めて聴くとUK感強いな。ポスト・パンクにシューゲなど。

でもエモもあればUSロックめいたところもやっぱりあるし、何か「好きな音楽、自分らなりに解釈しました!」っていうデビューアルバムっていうのが正しいところなのかも。

どうあれ、好きなやつです。

Fits – All Belief Is Paradise

全12曲全て3分以内。「もっと展開できるんじゃ…」ってタイミングでサクッと次の曲に進んでしまうので、怒涛の勢いで1枚聴き終わる。

ちゃんと練ったら普通に良いエモバンドになりそうだけど、このままでいて欲しい。ダサかっこいいは素晴らしい。

Ivan Ave – Every Eye

一聴即、ちょっと声がLick-Gっぽいなって。あとはとにかくビートが良い。Mndsgn提供だし、間違いがない。

個人的にラップ・ミュージックはポップ、ラップはメロウが好きなので、これはド直球で好きなやつ。

James Chatburn – Damen

「James Blake以降の音楽」っていうのが本当に適切で分かりやすいんだけど、James Blakeの影響力、マジ卍ッスよね…。

良いは良いんだけど、オリジナリティ的にはちょっと物足りないかなって印象。

James Holden & The Animal Spirits – The Animal Spirits

ボケーッとするときによく聴いてた。

最近部屋を暗くして、香りつきのキャンドルの明かりだけで過ごすってやつにハマってて、電子機器もオフでひたすら火のゆらぎを見ながら音楽を聴くっていうね…ここだけ読むとヤバい奴みたいなんだけど……。

フォーキーなテクノ・トランス音楽でね、とっても気持ちが良いんですよ…(ゴロゴロ)

Karl Blau – Out Her Space

優しいフォーキーなアフロ・ポップ。

今月っていうか、今年は一年かけて「フォーク」というジャンルがキテて、その中でも今作は多様さに富んでて素晴らしく最高なアルバムなんだなと。

ここまでくるとAORですらあるのでは、と。

Noel Gallagher’s High Flying Birds – Who Built the Moon?

今作はスゴい。めちゃ良い。やってることはOasisからの延長であり、全く変わってないはずなんだけどな…。

やっぱり作曲プロセス(自宅である程度形にしてからではなく、スタジオで作りながら)とプロデューサーDavid Holmesの存在、この2つが大きいんでしょうな。

ノエルといえば「金太郎」で、ひたすらおんなじ音楽!っていうイメージだったけど、これはそんなことを微塵も感じさせない、変化に富んだ名盤。

Noya Rao – Icaros

イギリスのR&Bも地味に良いよね。USのAlternative R&Bのメインストリームな音楽と比べると派手さには劣るけど、UKらしさが起用に出てて。

Clean Banditとかalt-Jとか、そういうアート、ダンス的な要素もありつつ、みたいな。

ノジャ・ラオって読むんだって。

Pope – True Talent Champion

Pavementっぽい、らしいけど、まだ何となくしか分かってないかなー。でもそういうの抜きにしてもエヴァーグリーンなUSロックでとても良い。

あとPopeから掘ってくとNew HollandとかDonovan Wolfingtonとかに行き着くんだけど、これらもグッド・ミュージック、グッド・メロディで良いです。

 

Sampa the Great – Birds and the BEE9

ポエトリー・ラップは女性向けだと思う。

日本のフリースタイルとか見てると特に思うけど、フィメールラッパーのフロウって変なのが多いので、むしろこういう読み上げていくようなラップの方が向いてる気がする。

それにしてもこれがミックステープとは…って感じ。もうそういう垣根ないか、今更。楽曲もラップもクオリティ高く、ひたすらにかっこいい。

旧譜

The Cure – Seventeen Seconds

Blink-182のセルフタイトルのレビューをしたんだけど、そのアルバムの影響先としてThe Cureを挙げてて。ていうかライナーノーツとかでも挙げられてて。

それで今月はThe Cureを初めてちゃんと聴いたんだけど、めっちゃ良いですね。実は2012年のイギリスのフェスReading Festivalでちょこっと観たんですけど、当時から好きだったらなって…思うよね…。

1980年リリースということで、80年代、Post Punk独特のスカスカ感。5年前くらいなら全然好きじゃなかったし、80年代の音ってあんまり受け付けなかったんだけど、気が付けば好きな部類に仲間入り。

2nd含め、アルバム全部一通り聴いたけど、個人的にはこれが一番好き。「いつまでやんのよ」とか「暗いな」とか「性格悪い音やなー」とか、The Cureはそういう感じなんだけど、そういえばRadioheadを初めて聴いたときも同じこと思ってたなー。

Goldfrapp – Felt Mountain

これはMobyのアルバム“Wait For Me”のレビューを書いた時に「これが好きなら多分ハマる関連音楽」の1つとして入れたアーティストだったんですけど、僕はあんまり聴いたことがない人たちでして。

単に「Mobyと同じレーベル(Mute)」であり「ちょっとMobyのテイストと近いものがある」からという理由で入れてました。

これもだから一通り聴いて、その中で1stが一番だったからここに挙げてるんだけど、今作は「ヨーロピアン・テイスト〜コクの微糖〜」なTrip Hopって感じで。

大人のエンタメ音楽という雰囲気が妙に妖しく、いつまで噛んでも味するやつです。ただ、個人的好みからはちょっと離れてるかな。

Jamie T – Trick

昔メモってた「いつか聴くアーティスト」の一人に入ってて、そういえばということでApple Musicで検索して入れたやつ。

残念だなと思ったのが、「リアルタイムで聴いてたらハマってたな」っていうやつでね…。好きなやつなのは間違いないんだけど、ちょっと今更感がヤバい。

今こういうモロなUK Rockの気分じゃないのよっていうね。

Maroon 5 – It Won’t Be Soon Before Long

新譜出たから新譜聴いたんだけど、もうMaroon 5を今後追いかけることはなさそうだなって。

そう思って「じゃあ過去ハマってた1stと2ndでも聴いてみるかなー」って改めて聴いたんですけど、3rdまではやっぱりめちゃくちゃかっこいいバンドだなと改めて気付かされましたよね。

これ聴くのマジで久しぶりだったけど、完全にブッ飛んだ。ロック、R&B、ダンスなど、当時のトレンドだったジャンルの完成形の一つだったのかも。高水準です。

Pavement – Crooked Rain, Crooked Rain

おれもやっとこういう音楽の良さが分かるようになったか…。とか思って感慨深がってたんですけど、よく考えてみたら「今のヒップホップがインディ・ロックに接近したから」でした。トレンドに弱いんで…。

UKの90年代は結構掘り起こしたけど、US90年代はまだまだ掘りがいのあるところだし、来年にまで持ち込んで楽しんでいきたい。

Skylar Grey – Natural Causes

全ッ然知らなかったんだけど、Eminemの楽曲“Love the Way You Lie”の共作者だったんスね…。この人は最近Eminemが挙げたライブ動画で存在を知りました。

まだあんまり掴みきれてないけど、Eminemの新作Revivalにも参加しているということで。リリース前に聴いてみるのも一興じゃないかと。

Thrice – The Artist In the Ambulance

Blink-182のセルフタイトルのレビュー記事の関連アーティストからですね。同じタイミングでリリースされてたので、一緒のタイミングで買った覚えがあるんですよ。

いつの間にかCDはなくなっててiTunesからも姿を消していたんですけど、久しぶりに聴いたら普通にカッコ良くてビックリ。

ポスト・ハードコアとかですよね。Fightstarは今でも好きだし、これ系は昔結構聴いてたんですけど、かなりよく出来たアルバムなんじゃないかと。

まあでも流石に古いし、ちょっと今更感は否めないですけどね。当時もっと聴けばよかったな。

邦楽

見汐麻衣 – うそつきミシオ

見汐麻衣 – うそつきミシオをApple Musicで聴く

今月から「邦楽聴いてみるか」ということで。まずは過去のアーティストから掘ってるんですけど、Apple Musicの新譜一覧にこちらが出てきたので聴いてみて、めっちゃハマりました。

ていうか1970年代ライクな音楽じゃない?って、邦楽歴めっちゃ浅いながら思ったんですけど、まさにその通りだったみたいで。ニューミュージック黎明期を意識して作られたんだそう。

とりあえず「自分の好きな邦楽像」がなんとなく見えてきたかも、っていうのが今月の収穫ですな。

あと名前が良いよね。麻衣って深川麻衣様a.k.a.聖母様じゃん。

東郷 清丸 – 2兆円

出す時期間違えてない?ってくらいサマー感漂ってる。音楽的にはサーフ・サイケ・ポップといった感じ。

全体的にゆるファンク要素ありで良いんだけど、7、8曲くらいファンク強めのやつはちょっとあれかなって。せめて1曲だけなら良かったんだけど。

由紀さおり – あなたと夜と音楽と -由紀さおりの魅力-

由紀さおり – あなたと夜と音楽とをApple Musicで聴く

邦楽聴き始めて一番最初に好きになったのが由紀さおりでした。

最近のガチャガチャしたロックより、こういうゆったりした歌謡曲的なやつの方が断然好み。Apple Musicには過去の邦楽アーティストがあんまりいないのが残念。

その中でも由紀さおりのアルバムは山のようにあり、嬉しい限り。60年代はあんまりないみたいだし、70年代から徐々に遡っていきたい。

12月入りますね…。今年は下半期ベストのみやります

明日から12月。早いもんで、2017年が終わっちゃうんですよね…。

今年はApple Musicへの加入がとても大きく、おかげで邦楽にも興味の矛先を向けられるようになりました。洋楽に関しても、これまでとは比べ物にならないくらい多くの新譜を聴くことができて、聴き方の変わった一年だったんじゃないかと。

そんなこんなで、新譜聴くのが楽しすぎて、上半期のアルバムあんまり聴かないことになってしまいまして。この辺は来年調整していこうかなということで。今年は下半期ベストだけやろうかなと。

多分ベスト30で出します。どれだけ聴くアルバムが増えても、結局30枚くらいに収まるのかっていうね…。ちょっとおもしろい。

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